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 トップページテクの雑学 > 第47回 真夜中でもここは大音響のスタジアム! −サラウンドヘッドホンの技術−
テクの雑学

真夜中でもここは大音響のスタジアム! −サラウンドヘッドホンの技術−

 いよいよ4年に1回のサッカーの祭典、ワールドカップがはじまりました!日本代表を生放送で応援したいサポーターの皆さんには、寝不足の日が続きますね。

 ワールドカップ中継は臨場感あふれる5.1CHサラウンド音声での放送がされていますが、時差の関係で夜中に大きな音では楽しめないという人も多いと思います。そんな人の強い味方が、ヘッドホンでも立体音響が楽しめるサラウンドヘッドホン。今回のテクの雑学では、サラウンドヘッドホンの仕組みをみてみましょう。

なぜ音が聞こえる方向がわかるの?
 サラウンドの仕組みを見ていく前に、音が聞こえる仕組みについておさらいをしておきましょう。音は「音波」という言い方があるとおり、空気の振動(波)です。音波による空気の振動が耳の中にある「鼓膜」を振動させ、その振動が「耳骨」(じこつ)を伝わることで増幅されます。増幅された振動は、耳の奥にある「蝸牛」(かぎゅう)に満たされたリンパ液を振動させ、その振動を神経細胞が感知して、脳が音を感じるのです。

 人間は、左右の耳で音を聞いています。つまり、1つの音源から発せられた音は、右耳からと左耳からそれぞれ聞こえることになります。このとき、右耳と左耳で、音源からの距離がほんのわずかですが違いますので、鼓膜に音波が到達するまでの時間もわずかにずれることになります。つまり、右耳から聞こえる音と左耳から聞こえる音では、わずかにずれて聞こえるのです。この時間差を感じ取ることで、音源の方向を知ることができるのです。

なぜ音が聞こえる方向がわかるの?

5.1chの仕組み
 この仕組みを利用して、立体的な音響を感じられるようにしたのが、5.1chサラウンドシステムです。前後・左右から音を出すことで、立体的な音響を感じ取ることができるのです。

 なお、5.1の「.1」は、低音用の「サブウーファー」をさしています。これは、人間の聴覚が、150Hz以下の超低音に対しては方向を認識できないという特徴を利用して、低音成分だけを1つのスピーカに分離したものです。低音再生に最適な設計のスピーカを1台追加することで、各方向に配置されたそれぞれのスピーカは、中・高音域の再生に適した設計にすることができるので、音質が向上します。

5.1chの仕組み

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