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 トップページ過去の読み物なるほどノイズ(EMC)入門 > 第2回 目に見えないノイズを追跡する
なるほどノイズ(EMC)入門

目に見えないノイズを追跡する

発生ノイズと侵入ノイズの両立を図るのがEMC
 静電結合や電磁結合によってもノイズは拡大します。電流が流れる導体の近くに他の導体があると、目に見えないコンデンサ(浮遊容量)が生じて電圧が誘起されます。これを静電結合といいます。高周波電流が流れると、それに伴って導体にも電圧変化が起きるので、放射ノイズや伝導ノイズとなって機器に悪影響を与えます。
電子回路におけるノイズの伝搬経路の例
 電磁結合は磁界による誘導現象です。交流が流れる回路のそばに別の回路があると、発生する磁界の変化によって電流が流れます。これはファラデーの電磁誘導の法則によるものでトランスと同じ原理です。電磁結合によって誘起されるノイズの電圧は、磁界の時間的変動が激しいほど、両回路のループ面積が大きいほど、また両回路が接近するほど大きくなります。プリント基板を結ぶ導線にツイストペア線(より線)が使われるのは、導線から発生する磁界の影響を低減するためのもの。ツイストペアにすると、小さな縄目のループから発生する磁界が交互に逆向きとなるので、磁界が相殺しあって放射ノイズを低減できるのです。
電界の変化も磁界の変化も放射ノイズ(電磁波)となる
 回路素子が高密度に集積されている電子機器では、静電結合と電磁結合が複雑に絡み合い、ラインの信号が他のラインに侵入しやすくなります。これをクロストーク(線間結合)といい、電子機器の小型化とともに、回路基板上のノイズ問題も急増するようになりました。ノイズの影響を低減するためにシールド線が多用されます。確かにシールド線は静電結合にも電磁結合にも有効ですが、それ以前に電圧・電流変動の大きな導線を遠ざけたり、導線を並行させず交差させるなど、回路の配置上の工夫も重要になります。

 電子機器がノイズと無縁であることは不可能です。だからこそ、発生ノイズ対策と侵入ノイズ対策の双方の両立を図るEMCという考え方がますます重要になってくるのです。

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