CSR活動 | 環境

環境マネジメントシステム

環境マネジメント体制

TDKは、社長を頂点とした環境マネジメントシステム(Environmental Management System:EMS)に基づく推進体制を確立しています。
この体制の確立により、従来のサイト単位での環境保全活動だけでなく、多様化・複雑化・グローバル化する環境問題にも迅速かつ効果的な対応ができます。

環境マネジメント体制

環境負荷低減活動をすべての事業プロセスに組み込み企業価値向上を図る

疋田 理

TDK株式会社
執行役員
生産技術本部長
(兼)技術・知財本部副本部長
(兼)技術・知財本部知的財産権センター長
疋田 理

地球環境を悪化させない、安全で健康な職場環境の形成は、事業活動の大前提です。その上で、「TDK環境ビジョン 2035」は、お客様と社会に貢献する製品・サービスの提供を通じて地球環境への貢献を果たすことを目指しています。
多様なステークホルダーからの要請やライフサイクル的視点で環境負荷の現状を把握した上で、低減に向けた計画を策定し、実行することが何よりも大切なことです。
そのためには、すべての事業プロセスに環境負荷低減の取り組みを組み込むことが欠かせません。2018年度から生産技術に関する企画部門と環境行政を推進する部門を一体化した組織変更を行ったのはその表れです。この考えは、新しいモノづくりに環境配慮は必須であり、不良、歩留まりによる廃棄を究極的にゼロにする「ゼロディフェクト品質」の追求にも通じるものです。
今後も、事業を通じた社会への貢献と環境負荷の低減を両立させることを通じて企業価値の向上を図ってまいります。

環境負荷低減と貢献度を指標化し、ライフサイクル的視点で取り組む

桑島 哲哉

TDK株式会社
生産技術本部
生産技術・環境企画グループG.M.
桑島 哲哉

TDKは 、「TDK環境ビジョン2035」の中で掲げた「ライフサイクル的視点でのCO2排出原単位を 2035年までに半減」するために、一連の事業活動に伴うライフサイクルにおける環境負荷について改めてCO2換算により把握し始めました。一般に電子部品のライフサイクルにおける環境負荷は、調達資材、自社 排出、製品の使用による排出が主要な排出ステージです。このため、従来から進めてきたグループ製造拠点での改善活動、および製品による貢献の推進に加え、サプライチェーンにおける負荷を可視化するため、調達部門とともにサプライヤーの現状把握に向けた取り組みを開始します。
また、CO2換算や数値目標ありきの活動ではなく、現場の実情に合った目標を設定し、何よりもモチベーションを持って継続的に取り組むことが大切だと考えています。それぞれの現場が自主性を持って意欲的に活動を推進できるよう環境整備に努めていきたいと思います。

環境マネジメントシステムの運用

TDKは、全生産拠点においてISO14001の認証を取得し、日本地区、中国地区、アメリカ地区において環境マネジメントシステムの統合化を進めています。
さらに、各地域の環境情勢にあった活動が展開できるよう、日本、中国、アセアン、ヨーロッパ、アメリカと地域別に環境会議を開催し、全社の共通目標である「TDK環境・安全衛生活動2025」の達成に向けた活動を実施しています。

  • ※ ISO14001:EMSに関する国際規格(IS)

環境活動に対する評価制度と表彰制度

TDKでは、環境マネジメントシステムの改善と安全環境活動のパフォーマンス向上を目的とし、安全を含めた評価制度として安全・環境マネジメント達成課題評価をグローバルで展開しています。
各拠点のエネルギー/水/排出物/安全衛生/社会貢献の5分野について、総合評価において優秀な成績を収めた事業所、および特定の分野で模範となる活動を行った事業所または事業部門を表彰しています。
2017年度の表彰拠点/事業部門は下記のとおりです。

■総合評価において優秀な成績を収めた事業所

日本地区 TDK庄内株式会社 酒田工場
中国地区 TDK Taiwan Corporation
アメリカ地区 TDK Components U.S.A., Inc.

■特定の分野で模範となる活動を行った事業所または事業部門

TDK株式会社 浅間テクノ工場 組織的なエネルギーコスト削減プロジェクトにより、CO2排出量削減に大きく寄与。
TDK庄内株式会社 鶴岡工場  圧空系統の最適化およびコンプレッサー稼働状況の見える化をしたことで、圧空効率を大幅に改善し、CO2排出量削減に大きく寄与。
Wuxi TDK-Lambda Electronics., Co., Ltd. 製造工程全体のサイクルタイム改善をしたことで、生産設備待機時間を削減し、CO2排出量削減に大きく寄与。
TDK(Thailand) Co.,Ltd. 不純物混入防止対策によるめっき液の長寿命化(300サイクルから7,200サイクルに改善)により、排出物量削減に大きく寄与。

お取引先様における環境活動のさらなる推進のために

TDKではお取引先様にお集まりいただき、お取引先様説明会を開催しています。2018年度は議題の一つに調達段階における環境負荷低減を取り上げ、TDKは、ライフサイクル視点での地球環境負荷低減を重要な経営課題と認識していることや、社会的にもビジネス上の重要課題になっていることをご説明し、お取引先様における環境活動のさらなる推進と必要な改善活動へのご協力をお願いする予定です。

お取引先様説明会の様子(2017年10月)

お取引先様説明会の様子(2017年10月)

工場における環境リスク管理

土壌汚染、VOCリスクの管理

TDKでは、土壌汚染およびVOCに関する環境リスクの評価基準と管理手法を確立し、各サイトのリスク評価を定期的に行っています。リスクの高い個所については、優先順位を明確にして、予防保全、修復等の対策を実施することで、効果的な環境リスク管理につなげています。

  • ※VOC(Volatile Organic Compounds):揮発性有機化合物

汚染予防のための法規制の遵守および事故

当社では、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染などを未然に防止するため、法規制遵守はもとより、項目によっては法規制値よりもさらに厳しい自主基準を設け、環境負荷の低減と未然防止に努めています。
2017年度は、法規制値超過や事故はありませんでした。

製品由来の有害物質暴露の予防と管理

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