ワイヤレス給電デバイスの磁界ノイズを低減し製品化・商品化へつなげる 電子デバイス/電子部品の開発・設計 幸 洋 2004年入社 システム工学専攻

私がTDKを選んだ理由

私は大学の研究室で電力系統の配電シミュレーションに関する研究に携わっていました。前職ではその共同研究が縁で無停電電源装置の試験およびフィールドエンジニアリングを職務としていました。しかし、エンジニアとしてのキャリアを考える中で製品の研究・開発の道に進んでみたいという思いがあり、電気・電子の分野で材料からデバイスまで手掛けているTDKで、私のキャリアと合致する部分があり、入社することに決めました。

私の仕事

小電力から大電力用まで、ワイヤレス給電用デバイスから放射される磁界ノイズの評価・解析業務を行っております。ワイヤレス給電デバイスは通常のケーブルによる給電と違い、空気中にたくさんの磁界・電界ノイズが放射されます。そのノイズは、近くの電気機器や人体へ悪影響を及ぼす可能性があるため、法律による規制範囲内に治める必要があります。そこで私はワイヤレス給電デバイスから放射される磁界ノイズを低減する電気的・機械的な構造の提案を行っています。

私のチャレンジ

測定評価やシミュレーションなどで社内外にソリューションを提供する、評価・解析センターという部門に所属していたときのことです。私はワイヤレス給電用デバイスの放射ノイズについて、測定やシミュレーションによる評価に取り組みました。ワイヤレス給電は、まだ新しい技術領域であり、評価手法が確立されていない分野のため、kHz(キロヘルツ)帯域で空気中に放射される磁界ノイズをどのように測定し、製品の開発や評価につなげていくかは大きな課題となっていました。

部門間を横断するミッションとして、ワイヤレス給電用デバイスの開発チームと連携して、この課題に取り組みましたが、測定手法を確立し、シミュレーションによる評価ができたときには大きな達成感を得ることができました。

私の夢

自分が開発に携わったワイヤレス給電デバイスを製品化・商品化に繋げることです。弊社の社是は「創造によって文化・産業に貢献する」ですが、ワイヤレス給電デバイスはまだ世の中に浸透してない価値のあるものであり、その文化・産業としての将来性は間違いないと考えています。その将来に向けた発展の一部に私が貢献できれば良いなと思っています。

オフタイムの過ごし方

2011年に子どもを授かってからは休みの日は子どもと過ごすのが週末の楽しみになっています。平日は妻と共働きをしている為に、家事と子育てを2人で役割分担しながら過ごしています。子供の成長を見守ることはとても楽しく、仕事への高いモチベーションとなっています。