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Updated Dec. 13, 2005 |
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プレスリリースに記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
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1層で25GB、2層で50GBの大容量、そして2倍速記録を実現。 独自のハードコーティング技術DURABIS 2、高密度記録ディスク技術を投入。
カートリッジなしのベアディスクタイプ・ブルーレイディスク、 BD-R(追記型)、BD-RE(書き換え型)の量産用サンプルの 出荷開始。
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ブルーレイディスク BD-R(追記型)/BD-RE(書き換え型)
上左:BD-R25(25GB/片面1層) 上右:BD-R50(50GB/片面2層)
下左:BD-RE25(25GB/片面1層) 下右:BD-RE50(50GB/片面2層) |
2005年12月13日
TDK株式会社(社長:澤部 肇)は、このたびカートリッジなしのベアディスクタイプ・ブルーレイディスクBD-R(追記型)、BD-RE(書き換え型)の量産用サンプルの出荷を開始しましたので、お知らせいたします。
対象品種は追記型がBD-R25(片面1層25GB)、BD-R50(片面2層50GB)、書き換え型がBD-RE25(片面1層25GB)、BD-RE50(片面2層50GB)の計4品種です。
ベアディスクに関するライセンス供与が開始され次第、光ディスク専用の千曲川テクノ工場での量産を開始いたします。
デジタル社会の発展におけるデータの膨大化、またデジタルハイビジョン放送の急速な普及の中で、いっそうの大容量・高速記録が可能で、使いやすいディスクの必要性が高まっております。今回の「BD-R」「BD-RE」は、このような時代のニーズに応えたベア(カートリッジなし)の大容量・高速・高信頼のディスクです。
すでにTDKでは、2003年4月、録画用ブルーレイディスク「BD-RE120N 」(書き換え型/密閉型カートリッジ入り)、翌2004年11月には「BD-RE135N 」(書き換え型/オープン型カートリッジ入り)を発売、その美しいハイビジョン映像により好評をいただいております。
また、本年6月のデータストレージEXPO、10月のCEATECにおきまして、カートリッジなしの片面1層で25GB、2層で50GBのブルーレイディスクを参考出品し、技術面においてはディスクを完成しておりました。
格段に高密度記録であるブルーレイディスクは、ディスクのキズ、ヨゴレが記録/再生に致命的な障害をもたらす場合があり、このため従来はカートリッジに入れて使用してきました。このようなことから、今回の「BD-R」「BD-RE」は、ブルーレイディスク専用に開発したTDK独自のハードコーティング技術DURABIS 2(デュラビス2)を採用。このことによって、記録面はきわめてキズ、ヨゴレ(特に指紋ヨゴレ)に強く、カートリッジなしで安心して使用できます。
また、記録層の上のカバー層の形成には、独自の高精度スピンコートを採用することにより、ナノレベルの平滑性を確保し、安定した記録/再生特性を実現しております。
さらに、追記型の「BD-R」には、従来の追記型ディスクの記録膜に使用されてきた有機材料(色素)とはまったく異なる無機材料を採用。この記録膜は光の影響を受けないため、保存性にきわめて優れたディスクとなっております。一方、書き換え型の「BD-RE」には、専用の高感度相変化材料を採用し、10000回に及ぶくり返し記録にも低エラーレートの安定した特性を実現しております。
このほか、50GBを実現した片面2層ディスクには、長年にわたる光ディスク開発で培った高精度スタック(積層)技術を駆使することにより、各機能膜を精密に形成。上層(Layer 1)、下層(Layer 0)とも、高感度、高透過率の記録膜と相まって、安定した記録/再生を可能にしております。
TDKの最先端の光ディスク技術の投入により、世界で初めて2倍速で25GB、50GBの大容量を実現し、カートリッジから解放された「BD-R」「BD-RE」は、大容量光ディスクをいちだんと使いやすいものにし、光記録の可能性をさらに広げるものと確信いたします。
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品名(タイプ)、品種(記録層・記憶容量)
ブルーレイディスクBD-R(追記型)
BD-R25(1層・25GB)/BD-R50(2層・50GB)
ブルーレイディスクBD-RE(書き換え型)
BD-RE25(1層・25GB)/BD-RE50(2層・50GB)
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ブルーレイディスク「BD-R」「BD-RE」の主な特長 |
- ベア(カートリッジなし)のブルーレイディスク用に設計したDURABIS 2コートを採用:キズ、ヨゴレ(特に指紋ヨゴレ)に格段に強く、カートリッジなしでも安心。
ブルーレイディスクのレーザスポットサイズは、DVDの約5分の1と小さいため、記録面のキズ、ヨゴレはDVD以上にシビアであり、それはレーザ光照射の障害となって、最悪の場合はかけがえのないデータを失うこともあります。今回の「BD-R」「BD-RE」の記録面には、ベアのブルーレイディスク専用に開発したDURABIS 2 コートを採用。キズに格段に強く、さらにヨゴレ(特に指紋ヨゴレ)に対しても非常に強く、カートリッジなしで安心して使用できます。(図1、図2、図3参照)
- 独自の高精度スピンコートにより、ナノレベルの平滑性を有するカバー層:安定した記録/再生を実現。
ブルーレイディスクは、1.1mm厚の基板に0.1mm厚のカバー層を設けた構造。レーザ光の記録膜への照射はカバー層を通して行うため、いわばカバー層はレンズの役目を担います。このため、格段に波長の短い青紫色レーザを使用するブルーレイディスクにおいて、正確なレーザ光照射という点でカバー層の厚み精度、平滑性は、大変重要です。TDKでは、このカバー層の形成に、独自開発による高精度スピンコートを採用。その厚み精度をナノレベルでコントロールし、きわめて平滑性に優れるカバー層を形成しています。その結果、レーザ光照射位置修正のためのフォーカスサーボ回路の負担を少なくでき、より安定した記録/再生を可能にしています。(図4、図5参照)
- 記録膜に無機材料を採用した追記型の「BD-R」:光の影響を受けないため、保存性に優れる。
CD-RやDVD-Rなど、従来の追記型ディスクは記録膜に有機色素を採用してきました。今回の追記型の「BD-R」は、記録膜にまったく新しい発想に基づく無機材料のSi(シリコン)とCu(銅)合金の2層構造を採用。これを記録レーザ光の熱によって溶融し、SiとCu合金をミックスして合金化し記録マークを形成。これは無機材料であるため光の影響を受けず、長期保存においてきわめて優れる高信頼のディスクを実現しています。 (図6参照)
- 記録膜に専用の高感度相変化材料を採用した書き換え型の「BD-RE」:10000回に及ぶ書き換えにも安定した特性。
書き換え型の「BD-RE」は、専用に設計した高密度記録用の高感度相変化記録材料と膜構造を採用。優れた記録/再生特性、およびくり返し記録特性(オーバーライト特性)を実現しています。そして、10000回に及ぶくり返し記録においても安定した特性を確保します。(図7参照)
- 各機能膜を精密に重ねる高精度スタック技術を投入:片面2層(50GB)ディスクにおいて、上層(Layer 1)、下層(Layer 0)とも安定した特性。
50GBの大容量を実現した片面2層ディスクには、TDKが長年の光ディスク開発で培った高精度スタック(積層)技術を投入。上層(Layer 1)、下層(Layer 0)の各記録層、誘電体層と、スペーサ層、カバー層を、0.1mm(100μm)厚の中に高精度に形成しています。これによって、Layer 0、Layer 1とも、高感度、高透過率の記録膜と相まって、安定した記録/再生特性を実現しています。(図8、図9参照)
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[ 図1 DURABIS 2コート採用 ブルーレイディスク(片面1層)の構造図 ]

DURABIS 2コートは、カバー層の上にスピンコートにより形成される。
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[ 図2 キズに圧倒的に強いDURABIS 2 コート ]

スチールウールを使って、ディスク面をこすった比較。DURABIS 2コートを採用したディスクにはほとんどキズが付いていない。
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[ 図3 指紋ヨゴレに圧倒的に強いDURABIS 2コート ]

人工指紋をディスク表面に付着させて、顕微鏡で観察。DURABIS 2コートは指紋が付きにくく、付いた場合も細かい粒状となって、レーザ光の透過を妨げない。
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[ 図4 カバー層の膜厚分布比較 ]
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| 左の図は、ブルーレイディスクの内周部(中心から20mm)から外周部(中心から60mm)までのカバー層の厚みを測定したもの。従来のスピンコート法では、内周部は薄く、外周部は厚くなるが、TDKの新スピンコート法では、ディスク全面にわたって、100μm厚に均一かつ高精度に形成されていることが分かる。 |

独自のスピンコート法により形成されたTDKのブルーレイディスクのカバー層は、ナノレベルの精度を有しているため、青紫色レーザを正確に記録膜に照射できる。
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[ 図5 フォーカスサーボ信号比較 ]
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TDKの ブルーレイディスクのカバー層は、きわめて厚みの均一性、平滑性に優れるため、優れたフォーカスサーボ信号が得られ、安定した記録/再生(RF信号)が可能となる。 |
TDK ブルーレイディスク (波形が安定している) |
カバー層の精度に劣るディスク (波形が不安定である) |
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[ 図6 無機材料を採用した追記型の記録システム ]
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記録レーザ光が当たると、その熱によってSiとCu合金が溶融してミックスされ、これが冷却されると固まってSiとCuの合金の合金となり、記録マークが形成される。 |
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[ 図7 くり返し記録後のアイパターン(BD-RE) ]
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書き換え型のBD-REは、10000回のオーバーライト後も安定した特性を実現。 |
| 10回記録 |
10000回記録 |
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[ 図8 追記型片面2層ブルーレイディスクの構造図 ]

Layer 0、Layer 1の2つの記録層を有している。
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[ 図9 Layer 0、Layer 1のアイパターン ]
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2つの層とも、アイパターンがきれいに出ており、優れた特性であることを証明している。 |
| Layer 0 |
Layer 1 |
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| 項目 |
単位 |
BD-R25 |
BD-R50 |
BD-RE25 |
BD-RE50 |
| タイプ |
- |
追記型 |
書き換え型 |
| 記憶容量 |
GB |
25(1層) |
50(2層) |
25(1層) |
50(2層) |
| 記録波長 |
nm |
405(青紫色レーザ) |
| ディスク直径 |
mm |
120 |
| ディスク全厚 |
mm |
1.2 |
| カバー層厚 |
mm |
0.1 |
| トラックピッチ |
μm |
0.32(グルーブ記録) |
| データ転送速度 |
Mbps |
36(1X) / 72(2X) |
| 反射率 |
% |
12〜24 |
4〜8 |
12〜24 |
4〜8 |
| 線速度 |
m/s |
4.9(1X) / 9.8(2X) |

寸法仕様は公称値。
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※「DURABIS」はTDK株式会社の登録商標です。
※TDKロゴはTDK株式会社の商標または登録商標です。 |
本件に関するお問い合わせ 広報部 Tel. (03) 5201-7102
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