TDK
Tech-Mag TDK Techno Magazine 〜テクマグ〜
サイト内検索
メールマガジン登録個人情報保護基本方針
home
電気と磁気の?館
じしゃく忍法帳
フェライト・ワールド
column
テクの雑学
アースサイエンス&TDKテクノロジー
パワーエレクトロニクス・ワールド
コンデンサ・ワールド
なるほどノイズ(EMC)入門2
なるほどノイズ(EMC)入門1
過去の読み物

TDKホームページ
 トップページテクの雑学 > 第159回 写真の「奥行き」を測る、距離画像センサの技術
テクの雑学

第159回 写真の「奥行き」を測る、距離画像センサの技術

TOF方式に比べて安価なパターン照射方式
 ここまで長々と説明してきましたが、マイクロソフト社のKinectで使われているのは、「パターン照射方式」という別の方式です。こちらは、3次元スキャナなどで使われている方法で、あるパターンをもったレーザー光線を対象にあて、反射する光のパターンのひずみで、距離を測定します。


 ここでどんなパターンを使うかが、センサメーカーの腕の見せどころで、マイクロソフト社で採用しているパターンについても、詳細は明らかにされていません。

期待が広がる距離画像センサの将来性
 写真から距離を測定する技術は、ゲーム機のコントローラー以外にも、さまざまな用途が考えられます。たとえば、デジタルサイネージ(電子看板)にセンサを取り付けて、ジェスチャーによる操作を可能にしたり、ビルの入り口の監視カメラに取り付けることで、入場カードを持っていない人が持っている人の後ろについて不正に入場してしまう「共連れ」を検知する監視カメラが実現できます。


 たとえば、このような画像でも、2次元の画像だけでなく奥行きも測定することで、人がいちいち目で確認しなくても、「そこにあるのが人体である」ということが分かるので、チェックが自動化できます。

 実はTOF方式の距離画像センサはかなり高価なのですが、距離画像方式のセンサがゲームコントローラーという安価な製品として発売されたことで、距離画像センサを利用した製品やサービスが一気に普及する可能性が出てきました。今後を期待したい技術です。


著者プロフィール:板垣朝子(イタガキアサコ)
1966年大阪府出身。京都大学理学部卒業。独立系SIベンダーに6年間勤務の後、フリーランス。インターネットを中心としたIT系を専門分野として、執筆・Webプロデュース・コンサルティングなどを手がける
著書/共著書
「WindowsとMacintoshを一緒に使う本」 「HTMLレイアウトスタイル辞典」(ともに秀和システム)
「誰でも成功するインターネット導入法—今から始める企業のためのITソリューション20事例 」(リックテレコム)など


前のページへ | 2/2 | 次のページへ

ページtop
HOME 電気と磁気の?(はてな)館 アースサイエンス&TDKテクノロジー テクの雑学 コンデンサ・ワールド
Copyright(c) 1996-2014 TDK Corporation. All rights reserved.
※記事の内容は、記事掲載時点での情報に基づいたものです。一部、現在TDKで扱っていない製品情報等も含まれております。
TDKホームページは、Internet Explorer5.5以降、Netscape Navigator7.0以降でご覧いただくことを推奨しています。