TDK
Tech-Mag TDK Techno Magazine 〜テクマグ〜
サイト内検索
メールマガジン登録個人情報保護基本方針
home
電気と磁気の?館
じしゃく忍法帳
フェライト・ワールド
column
テクの雑学
アースサイエンス&TDKテクノロジー
パワーエレクトロニクス・ワールド
コンデンサ・ワールド
なるほどノイズ(EMC)入門2
なるほどノイズ(EMC)入門1
過去の読み物

TDKホームページ
 トップページ電気と磁気の?(はてな)館 > No.48 エレクトロニクスを支える多種多彩なコンデンサ・ファミリー
電気と磁気の?(はてな)館

エレクトロニクスを支える多種多彩なコンデンサ・ファミリー

電子部品としてのコンデンサは、雲母(うんも)を利用したマイカコンデンサがルーツ
 江戸期の豪華な多色刷りの浮世絵(錦絵)に、“きらら刷り”という手法があります。 “きらら”とは花崗岩などに含まれる鉱物“雲母”のこと。役者絵や美人画などの背景に、雲母の粉を散らしたもので、雲母がキラキラと輝くので、“きらら絵”とか“きら絵”などと呼ばれました。
 雲母は薄くはがれやすい性状をもつ風変わりな鉱物。炭火の上に置いても、燃えたり溶けたりしないので、お香を焚く香敷(こうしき)として、また電気絶縁性にもすぐれるので、初期のアイロンやトースターなどのニクロム線をくるむ絶縁体としても用いられました。
 雲母は英語ではマイカ(mica)といいます。絶縁体は誘電体でもあるので、雲母はコンデンサ材料としても使われました。マイカコンデンサの歴史は古く、19世紀半ばに発明されています。薄くはがした雲母板と銀箔をサンドイッチ状に交互に重ねたもので、構造的には積層セラミックチップコンデンサと似ています。
 コンデンサの容量(静電容量)は、電極面積が広くなるほど大きくなります。サンドイッチ状に積層するのは、電極面積を大きくしながら小型化を図るための工夫ですが、電極と誘電体を巻物のように巻くという手法もあります。このアイデアから生まれたのがペーパーコンデンサ。絶縁用の油を浸み込ませた紙と金属箔を重ねてロール状に巻いた構造です。
 19世紀末になると大容量を特長とする電解コンデンサが考案され、20世紀に入ってからはプラスチックフイルムを誘電体とするフィルムコンデンサが考案されました。現在、小型コンデンサの主流となっている積層セラミックコンデンサの登場は比較的新しく、1945年頃のことです。電子機器ではさまざまなタイプのコンデンサが、それぞれの持ち味を生かして活躍しています。太陽光発電や風力発電などの自然エネルギー利用システムにも大容量のコンデンサは欠かせません。


避雷器の基本構造

前のページへ | 1/2 | 次のページへ

ページtop
HOME 電気と磁気の?(はてな)館 アースサイエンス&TDKテクノロジー テクの雑学 コンデンサ・ワールド
Copyright(c) 1996-2014 TDK Corporation. All rights reserved.
※記事の内容は、記事掲載時点での情報に基づいたものです。一部、現在TDKで扱っていない製品情報等も含まれております。
TDKホームページは、Internet Explorer5.5以降、Netscape Navigator7.0以降でご覧いただくことを推奨しています。