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社会に対する責任

TDKオーケストラコンサート2010

  • リーヴランド管弦楽団(C)Roger Mastroianni

    リーヴランド管弦楽団
    (C)Roger Mastroianni

  • 指揮者 フランツ・ウェルザー=メスト(C)Roger Mastroianni

    指揮者 フランツ・ウェルザー=メスト
    (C)Roger Mastroianni

2001年より、世界の著名オーケストラの日本公演に協賛しているTDKオーケストラコンサート。2010年は、アメリカの5大オーケストラの一つで、世界各地でのツアーやコミュニティ活動によってその至高の芸術性を知られる「クリーヴランド管弦楽団」とウィーン国立歌劇場の音楽総監督としても注目の指揮者"フランツ・ウェルザー=メスト"氏の来日公演に協賛。今回は、世界中で精力的に演奏活動をされ、2009年には大英帝国勲章「デイム」の称号を授与されたピアニスト内田光子さんとのスペシャルステージにも期待が高まりました。11月17日には、公開リハーサルに音楽を学んでいる18歳以上の学生200名をご招待。指揮者とオーケストラが楽曲を仕上げていく様子を鑑賞してもらいました。 TDKでは、今後も世界的なオーケストラの日本公演への協賛を継続していく予定です。

公開リハーサル

11月17日(水)、本公演に先立って行われた「公開リハーサル」に、音楽を勉強している18歳以上の学生200名を抽選でご招待しました。鑑賞した学生は、私服姿の楽団員が本番さながらの演奏に集中する姿や、指揮者が楽団メンバーに声を出して指示する姿、そして休憩中にはリラックスした表情で談笑するなどの、普段目にすることのない様子にとても感動したようでした。

  • 公開リハーサル
  • 公開リハーサル
  • 公開リハーサル
「公開リハーサル」を鑑賞された学生の感想(会場でのアンケートより)

「普段は本番しか聞くことができないので、とても貴重な体験となりました。特にヴァイオリンの方が質問されており、私達には完成されているように聞こえるものが、こうやって直されていくのだと分かりました。」(大学生:女性)

「本番とは違い、楽団員の割とリラックスした姿が見え、新鮮でした。また指揮者が団員に声で指示している場面を初めて見ました。指揮者の指導がそのまま反映されていて素晴らしかったです。」(大学生:女性)

「メストの指示に対して柔軟に反応するクリーヴ菅が印象的で、メストの進め方も効率的でありながら、「ここはこう!」というものがあって参考になるところがありました。」(大学生:男性)

「貴重な機会をいただきありがとうございました。公開リハだからと言って特別なことはせず、ありのままのリハーサルを見せていただけてとても勉強になりました。休憩中の団員の方々やセッティング変更なども見ることができてよかったです。」(大学生:男性)

「普段一度しか演奏されないフレーズを繰り返して聴くことができるのがとても参考になりました。また、演奏者や指揮者がどの部分に気を付けているか、という点も分かりやすかったので、今後の活動にぜひとも活かしていこうと思います。」(専門学校生:男性)

公演概要

名称 TDKオーケストラコンサート2010
主催/招聘 サントリーホール/フジテレビジョン
特別協賛 TDK株式会社
出演 クリーヴランド管弦楽団
音楽監督・指揮 フランツ・ウェルザー=メスト
内田光子ピアノ&指揮
サントリーホールスペシャルステージ
2010年11月14日(日) 午後7時開演 サントリーホール
モーツァルト ディヴェルティメント ヘ長調K138
ピアノ協奏曲イ長調K488
ピアノ協奏曲ハ単調K491
2010年11月16日(火) 午後7時開演 サントリーホール
モーツァルト ディヴェルティメントニ長調K136
ピアノ協奏曲ニ短調K466
ピアノ協奏曲変ロ長調K595
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
2010年11月17日(水) 午後7時開演 サントリーホール
ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
武満 徹 夢想
ブルックナー 交響曲第7番ホ長調
2010年11月18日(木) 午後7時開演 サントリーホール
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調op.58 (ピアノ:内田光子)
交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」

出演者の紹介

クリーヴランド管弦楽団

音楽監督フランツ・ウェルザー=メストのもとで、世界でも有数の人気を誇るオーケストラとなった。本拠地のセヴェランス・ホールと夏のブロッサム音楽祭でのコンサート、マイアミからウィーンまで広がるレジデンシー活動、世界各地へのツアーなどでその至高の芸術、クリエイティブなプログラミング、コミュニティ活動によって高い水準を作り上げてきた。クリーヴランド管弦楽団は1918年に創設され、教育プログラムには創立当時から力を注いでおり、2009/10シーズンには、クリーヴランド市周辺の公立学校で演奏する企画をスタートさせ、プレ・スクールから高校生に至るまでの多くの子どもたちのために年間を通して新しいプログラムを提供している。またアメリカのオーケストラとしては初めてウィーンのムジークフェラインでのレジデンシーを務めるなど、ヨーロッパでの活動も広げている。ルツェルン音楽祭などヨーロッパ各地の音楽祭にも定期的に出演。11年からはリンカーンセンター・フェスティバルのレジデンシーになることも発表された。

フランツ・ウェルザー=メスト(音楽監督・指揮)

2002年にクリーヴランド管弦楽団の音楽監督に就任。アメリカでは1989年のデビュー以来、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィルハーモニック、フィラデルフィア管弦楽団などに客演を重ねている。ヨーロッパでは90〜96年ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、95〜2002年チューリッヒ歌劇場チーフ・コンダクター、02〜05年同歌劇場首席指揮者、05〜08年同歌劇場の音楽総監督を歴任。10年9月にはウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任し、11年1月のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ニューイヤーコンサートへ登場した。
2010年の活動では、ウィーン国立歌劇場における『ニューベルングの指環』新演出、『トリスタンとイゾルデ』、『タンホイザー』、『パルジファル』などがある。数々のレコーディングやビデオはグラモフォン・アワード、ディアパソン・ドール、日本レコード・アカデミー賞などを受賞。クリーヴランド管とは、ブルックナーの交響曲第5・7・9番のライヴDVDのほか、07年にはドイツ・グラモフォンよりベートーヴェンの交響曲第9番をリリースしている。

内田光子(ピアノ&指揮)

ザルツブルク音楽祭とザルツブルク・モーツァルト週間のアーティスト・イン・レジデンスを務め、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やハーゲン・クァルテットなどとの共演など世界中で精力的に演奏活動を繰り広げている。最近のシーズンでは、ベートーヴェンの最後の3つのソナタをとりあげており、タイムズ紙の評論家ジョン・アリソンやガーディアン紙でアンドルー・クレメントに絶賛された。デッカからモーツァルトのソナタとピアノ協奏曲全曲、シューベルトのソナタ全曲、ドビュッシーのエチュード、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲など録音多数。ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団と共演したシェーンベルクのピアノ協奏曲の録音は、グラモフォン賞の最優秀協奏曲賞他、4つの賞を受賞した。05年、日本芸術印賞を受賞、文化功労者に選ばれる。09年には大英帝国勲章「デイム」の称号が授与された。サントリーホールのアソシエイト・アーティスト。

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