CSR活動 | 環境に対する責任

生産活動に伴うCO2排出量(環境負荷量)の削減

生産活動に伴うCO2排出量(環境負荷量)の削減

「TDK環境活動2020」では、「2021年3月までにCO2排出量を100万トン以下に抑える」を、グローバルのCO2排出削減目標として掲げています。2015年度も引き続き各国の製造拠点での省エネ活動を推進しましたが、CO2排出量は目標値である105万トン以下に対して、112.6万トンとなり、未達成となりました。
未達成の主な要因は購入電力のCO2換算係数の悪化によるものです。
なお、M&A等による事業拡大により新たにTDKグループに加わった工場を含めるとCO2排出量は147.4万トンとなりました。
また、当社のCO2排出量の56%を占める中国地区について、重点的に省エネルギー活動の強化を行っており、エネルギー管理組織体制の整備を進めています。

  • ※対象は、2011年度より活動を開始した、「TDK環境活動2020」制定時の適用範囲としています。

生産活動に伴うCO2排出量の推移(グローバル)※1

休業災害:1日以上の休業を対象

  • 生産活動に伴うCO2排出量の推移(グローバル)
  • ※1算定手法について第三者レビューを受けました。
  • ※2グラフの青い部分は、「TDK環境活動2020」制定後に新たに加わった工場の排出量を示しています。
  • ※スコープ:
    国際的な温室効果ガス排出量の算定基準であるGHGプロトコルで定義される排出量の範囲。
    自社で所有・支配する施設からの直接排出をスコープ1、自社が所有・支配する施設で消費するエネルギーの製造時からの排出量をスコープ2と呼ぶ。
  • ※TDKのCO2排出量算出基準
  • ・各事業所の購入電力および燃料(ガスや石油など)の使用量にCO2換算係数を乗じて算出しています。
  • ・燃料のCO2換算係数は、『地球温暖化対策の推進に関する法律』で定めた係数を使用しています。
  • ・購入電力のCO2換算係数は、期首の計画立案時点において公知となっている最新の換算係数を使用しています。(日本:電気事業連合会発表のCO2排出原単位、海外: GHGプロトコルの各国の係数、米国の係数についてはeGRIDの係数)

バイオマスボイラ導入

TDKでは、CO2排出量削減とコスト削減が期待できるバイオマスボイラの導入を3年前から検討してきました。バイオマスボイラは動植物等由来の資源を燃料とする、環境への影響が小さい再生可能エネルギー利用設備で、TDKグループで初めてバイオマス燃料を使用します。
本件では年間を通じて蒸気の需要が大きいTDK-MCC株式会社本荘工場を導入先として選定しました。稼働後は、木質チップを燃料に使用し 、本荘工場におけるCO2排出量3.4%の削減と同時に現状のボイラ燃料費の15%を削減できる見込みです。

バイオマスボイラ(TDK-MCC株式会社 本荘工場)

バイオマスボイラ(TDK-MCC株式会社 本荘工場)

Voice 環境と経済の両立を目指した持続可能なモノづくりを追求します

TDK-MCC 株式会社
TDK株式会社安全環境室
バイオマスボイラ
プロジェクトチーム

本バイオマスボイラは、①CO2排出量削減、②コスト削減、③エネルギー源の多様化という3本の柱をコンセプトに計画しました。本設備の導入により環境負荷低減と経済的にも有益な工場運営の両立を図れるとともに、木質チップの利用による低石油依存化、秋田県由利本荘市近隣からの調達によるエネルギーの地産地消という観点からも新たな価値を創出しています。
導入にあたってはその木質チップの安定的な供給を確保することが一番の課題でしたが、施設部門、資材部門など工場と一体となり本荘工場近隣の供給元についてほぼすべてに訪問調査を行い、この課題を解決しました。
設備を有効に使用していくために必要なこのような調査は、燃料の量、質の維持・向上のためには不可欠であり、導入後も継続して行っていきます。また、導入の副次効果として、資材輸送に使用する木製のパレットなど工場から排出される廃棄物の燃料利用も検討可能となり、工場内での資源の再循環化へのアプローチも期待できます。今後も生産活動に伴う環境負荷のさらなる削減に向け、理想に近づける努力を続けていきたいと考えています。

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