TDKについて | 企業倫理綱領

第4章 実施細則

4.1 目的

本細則は、TDK企業倫理綱領を常に実効あるものとして維持することを目的とし、企業行動憲章、企業倫理規範および企業行動基準を具体的に実施するための規則を定める。

4.2 TDK企業倫理綱領実施概念と機能

TDK企業倫理綱領を実施、運用するため、「企業倫理・CSR委員会」および「ヘルプライン」の2機能をTDKグループ内に設置する。これらは独立してそれぞれの役割を果たし、TDKグループ内外に求められる客観性、公平性を保つものとする。これらの機能は協力して、それぞれが必要とする情報を迅速に交換し、すみやかにTDK企業倫理綱領に関する問題を解決するものとする。

4.3 企業倫理・CSR委員会

3.3.1 組織

  1. 委員長の指名
    企業倫理・CSR委員会はTDKの取締役会直轄の組織とし、取締役会は委員長を指名する。
  2. 委員の任命
    委員長は、別途定める機能の長を委員に任命する。
  3. 支部の設置と支部長の任命
    委員長は、国内外に必要に応じて支部を設置し、支部長を選任する。
  4. 支部内の倫理協議会設置
    支部長は支部内に倫理協議会を設置し、相談窓口を設け、支部内の企業倫理問題に対応する。
  5. 事務局
    企業倫理・CSR委員会は事務局を設け、支部および倫理協議会との円滑な連携を図る。

4.3.2 職務権限と責任

  1. 教育と啓蒙
    企業倫理・CSR委員会および倫理協議会はTDK構成員に対するTDK企業倫理綱領の教育、啓蒙、浸透に努める。
  2. 問題解決
    企業倫理・CSR委員会および倫理協議会はTDK企業倫理綱領に関連する問題を解決することを使命とする。問題の内容により企業倫理・CSR委員会または倫理協議会が、あるいは両者協働してその解決にあたるものとする。
  3. 調査
    企業倫理・CSR委員会および倫理協議会は、TDK企業倫理綱領に関連する問題を解決するために、自ら必要な調査を行うか、または関係部門に必要な調査を依頼することができる。
  4. 守秘義務と相談者の保護
    企業倫理・CSR委員会および倫理協議会は、TDK企業倫理綱領の実施、運営により知り得た情報に関し守秘義務を負う。
    企業倫理・CSR委員会および倫理協議会は、相談者が、相談等により不当な扱いを受けることおよび不利益を被ることが一切ないよう、相談者を保護しなければならない。

  5. 是正措置の提言
    企業倫理・CSR委員会および倫理協議会は、TDK構成員による法令、TDK企業倫理綱領、定款、またはその他の社内規程の重大な違反が判明した場合、その対応策を協議し、適切な措置を講ずることをTDKグループの関連部門に提言しなければならない。

  6. 是正措置の報告
    委員長は企業倫理・CSR委員会の決定に基づき、または支部長は倫理協議会の決定に基づき、当該部門の長に対し、是正措置をとるよう指示することができる。委員長または支部長は、特に重要と思われる事項については関連するTDKグループ会社の取締役会に報告しなければならない。また、委員長または支部長は、当該部門の長に対して、是正措置の結果を報告するよう指示することができる。

  7. 検討事項
    企業倫理・CSR委員会は適宜TDK企業倫理綱領の内容および運用状況につき検討する。企業倫理・CSR委員会は会議で決定した事項をすみやかに支部長に通達する。

  8. 会議の召集
    企業倫理・CSR委員会および倫理協議会は、各四半期に一度以上適宜会議を開催する。

4.4 ヘルプライン

4.4.1 組織

ヘルプラインは、TDKグループをアジア、米州、欧州の3地区に分け、それぞれの地区に対応する内部通報窓口機能を果たす組織とする。
ヘルプラインおよびその構成員に関する最新の情報は、企業倫理・CSR委員会ウェブサイトに掲示する。企業倫理・CSR委員会は、ヘルプラインの業務の全部または一部を外部に委託することができる。

  1. アジア地区
    監査役室(日本TDK)
    中国分室(中国本部)
  2. 米州地区
    TUCの指名するCCOs( Corporate Compliance Officers)
  3. 欧州地区
    欧州現地法人の法務担当者(社内弁護士含む)

4.4.2 職務権限と責任

  1. 相談等の受付
    ヘルプラインは、TDK構成員より、TDK企業倫理綱領に関連して苦情、内部通報、情報、課題、意見、質問、要望、相談等を受ける。ヘルプラインは、それらが匿名でなされたとしても受け付けなければならず、また、匿名でないものと不当に区別して取り扱ってはならない。

  2. 調査

    ヘルプラインはTDK構成員より受けた苦情、内部通報、情報、課題、意見、質問、要望、相談等を匿名によるものか否かに関係なく検討し、最適な問題解決方法を特定するために、その内容に応じて、自ら必要な調査を行うこと、または企業倫理・CSR委員会または関連する倫理協議会に必要な調査、問題解決、または苦情や内部通報の取り扱いを依頼することができる。
    ヘルプラインが調査を行ったときは、その結果をすみやかに企業倫理・CSR委員会または関連する倫理協議会に報告する。

  3. 守秘義務と相談者保護の優先
    ヘルプラインはTDK企業倫理綱領の実施、運営により知り得た情報に関し守秘義務を負う。ヘルプラインは、相談者が不利益を被らぬことに最大限の注意を払い、問題解決のために相談内容を第三者に開示する必要があると判断するときは、相談者の意思を尊重して行動しなければならない。
  4. ヘルプラインによる回答
    ヘルプラインは苦情、内部通報、情報、課題、意見、質問、要望、相談等を寄せたTDK構成員に対して、必要に応じ、企業倫理・CSR委員会、倫理協議会、または関係部門等により実施された調査の結果と是正措置等について回答する。

  5. 記録の保存
    ヘルプラインは、すべての苦情、内部通報、情報、課題、意見、質問、要望、相談の記録を、それらが匿名で提出されたか否かを問わず3年間保管しなければならない。

4.5 TDK企業倫理綱領教育

TDK企業倫理綱領をTDK構成員に浸透させるため、TDKの人事教育部およびTDKグループ各社の関連部門は、教育プログラムを作成し継続的に教育を行う。

4.6 イントラネットへの掲載

TDK企業倫理綱領は企業倫理・CSR委員会イントラネットに掲載し、TDK構成員はいつでも閲覧できるようにする。

4.7 取締役会への報告

企業倫理・CSR委員会は、TDK企業倫理綱領の実施、運用状況に関し、毎四半期の期初にTDKの取締役会に報告する。

4.8 是正と予防措置

TDKグループの関連組織内において、法令に違反する事実、TDK企業倫理綱領から逸脱しているもしくはそのおそれのある事実、または社内諸規程・マニュアル等に反した運用が行われている事実などが明らかになった場合、当該組織の責任者は、当該事態に至った背景を調査し、再発防止のためマネジメント・システムそのものの改善を含めた措置を講じなければならない。

4.9 違法または倫理に反する行為の報告

TDK構成員は、TDKグループまたはTDK構成員が何らかの犯罪行為に関与していることを知り、またはその疑いを持った場合には、自己の上司、管理者またはヘルプライン(相談窓口)に報告し、対処しなければならない。TDK構成員が、その雇用期間中に、会計や監査に関する問題のある事項を含む、何らかの疑わしい行動や行為に気づいたときには、かかる疑わしい行動や行為を自己の上司、管理者またはヘルプライン(相談窓口)に報告しなければならない。
故意に虚偽の報告をしたのでない限り、疑わしいまたは明らかな犯罪行為を報告したTDK構成員が、そのことによって懲罰の対象となることはない。TDK企業倫理綱領やその背後にある会社の方針の違反または違反のおそれを誠実に報告したTDK構成員は、報復的な行動から保護される。TDK構成員は、法律違反であると合理的に信じる事柄に関し、行政もしくは司法機関、立法機関のメンバー、または当該TDK構成員の管理者による調査等の手続きに対して適法に情報を提供し、またはその他の方法で支援もしくは参加したことの故をもって、解雇、降格、停職、嫌がらせ、または差別されてはならない。すべての報告は、秘密として取り扱われなければならない。

4.10 TDK企業倫理綱領違反者に対する処置

4.10.1 違反者に対する処置

TDK企業倫理綱領違反行為は、適用される就業規則(または労働協約・雇用契約等)に基づき、処分の対象となることがある。

4.10.2 自己申告者に対する処置

TDK企業倫理綱領違反行為に関し、自らその行為を申告した者については、その背景・状況等を十分考慮した上で、前項の処分につき斟酌を加えるものとする。

4.11 TDK企業倫理綱領の改廃

4.11.1 改廃手順

TDK企業倫理綱領の改廃は企業倫理・CSR委員会にて協議、提案し、TDK取締役会において決定する。

4.11.2 改廃履歴

制定:2002年04月23日
改訂:2002年09月26日 細則決定追加
改訂:2003年07月01日 役員、財務・経理部門管理職行動基準追加
改訂:2004年06月29日 新条項追加等
改訂:2005年05月25日 労働条件追加および倫理委員会名称変更
改訂:2011年10月01日 全面的改訂

PAGE TOP